昨年の11月から臨んできた「フランクリンメソッドプロフェッショナルトレーニングLevel1」の課程が終了しました。このメソッドでは本来持っている人間の体の機能を理解しながら、それを向上させるため運動解剖学(骨、関節、他の組織の構造や役割)、さらにマインド(脳神経、メンタル)をどう介在させるかを学びます。またフランクリンメソッドはそれらを分かりやすく伝える「教授法」まで含まれた包括的な教育メソッドです。
ピラティスでは多種多様な種目で体の機能を向上させていきますが、ただ闇雲に種目や強度をあげても動きの質の向上に役立つとは限りません。その種目ができても姿勢が改善されていなかったり、肩こりが一向に改善されなかったり。。。
背骨を整え、柔軟性の向上につなげる種目として「ロールアップ」がありますが、背骨のどこに働きかけるため柔軟性が向上するのでしょうか。またバランスや柔軟性が向上した結果、日常動作において何の役に立っていくのでしょうか?このような目的意識が持てると「ロールアップ」を「出来る、出来ない」という結果ではなく、もっと柔軟に捉える事ができると思います。
これからピラティスにフランクリンメソッドを取り入れながらお客様の「日常の動き」までもが向上し、さらに健康になって頂けるように研鑽していきたいと思います。
Tsuda
あとがき
写真の骨の周りにいろいろな小道具がありますが関節や骨などの動きなどが理解しやすいよう準備されたものです。実際見えない部分でも「質、形、動き」のイメージが持てる工夫をするのもフランクリンメソッドで学んだ事です。もう一つの写真は卒業祝賀会にてモートン先生、ゆかりさん、ゆきさんと。
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