8月の新聞に骨盤底筋について掲載されていました。記事にある通り骨盤底筋は骨盤の下でハンモックのように内臓を受け止めたり、排泄機能を調整したりととても大切な筋肉です。
骨盤底筋と体幹の安定
「骨盤底筋」を収縮させると深層の腹筋「腹横筋」、背骨後面にある「多裂筋」、呼吸時に主として働く「横隔膜」という4つ筋肉が連動して体幹を安定させます。
体幹を安定させる「パーチ」
「パーチ(perch)」とは小鳥が止まり木につかまることを意味します。ピラティスではこのイメージでお尻をキュッとしめる「パーチ」をよく用います(骨盤底筋を適度に収縮させることができます)。皆さんもちょっとやってみてください。ウェスト周りが引き上がりコルセットのように体幹がキュッと引き締まるのを感じることが出来るでしょう。ただし強く力みすぎると他の大きな筋肉に意識が向いてしまうのでリラックスして息を吐いた時に軽くパーチするのがコツです。
「お尻の下に敷いたハンカチを肛門で軽く摘まみ上げるような」というイメージでも分かりやすいと思います。
ピラティスが骨盤底筋を鍛える
ピラティスでは、常に体幹を安定させ保つことを意識します。毎日なにげなく行っている「座る」「立つ」といった動作でさえもピラティスのコツを取り入れることで骨盤底筋のエクササイズが可能となります。日常生活にどんどんピラティスを取り入れていきましょう。
実際のピラティスの例↓
TSUDA