肩甲骨(けんこうこつ)

みなさんご存知の肩甲骨(けんこうこつ)。どんなイメージをお持ちですか?「天使の羽」とよく言われますね。

また「肩甲骨があまり動かない」「肩甲骨が硬い?」という話も耳にしますが、そもそも肩甲骨ってどんな形をしているのでしょうか?

 

その肩甲骨がこちら↓

 

ほとんどの部分は薄っぺらい。実際は薄くて、軽いのです。「肩甲骨」はゴツゴツしたイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。そして横から見る以外と複雑な形ですね。

また肩甲骨と肋骨の間には筋肉(肩甲下筋*)がサンドイッチされていて滑らかに肩甲骨が肋骨の上を滑るように動きます。「スルスル」「ツルツル」っと。あなたの肩甲骨はスルスル動いていますか?

 

 

肩甲下筋

肩甲下筋:けんこうかきん=上腕を内旋させる時によく使われる筋。ここが硬くなると腕の外旋が制限されやすく、いわゆる巻き肩の原因の一つになります。またこの筋は肩甲骨前側に付着していて肋骨側には付着していません。つまり肩甲骨は肩甲下筋という筋に乗り、肋骨上を滑るように動きます。( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

この肩甲骨の本来の動き(機能的な動き)は姿勢の良い状態の時に最適に生まれます。これは肩甲骨に限らず全ての骨、関節に当てはまります。日常から姿勢を良くしておく事がとても大切ですね。そういう視点からもピラティスはとても良いエクササイズの一つです。

ロールアップ、スパインストレッチフォワード、ソー、マーメイドストレッチetc...などで肩甲骨の動きに意識を向けてみませんか。♪